約束のネバーランドって非常に売れていますね。
もちろんそれは、面白いから。
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でもどういう要素で面白いんだろう。
面白さの理由を分解して考えてみました。


●正体を知ってしまった

昨日まで当たり前だと思っていた日常。
しかし、実は非常にマズイことが起こっている。主人公たちは現実の正体を知ってしまった。

これは現実世界で、集団に属している者にとって結構起こりうることかもしれません。
特に会社とか。実は裏社会で起きていることとか。


やはり人は、自分が特別でありたい欲求がありますからね。
ゆえに、秘密を知りたい。自分だけが知ってしまったというのはたまらないシチュエーション。

●今いる場所から脱走する

主人公たちは現実の正体を知ってしまったので、自分の命を守るために脱走を計画します。
これは多くの人にとって心躍ることかもしれません。

誰もが脱走したい環境を持っているわけですからね。
会社、学校あるいは家族。

そこから抜け出し、自由を手に入れるというのはたまらない設定。
それを11歳の子どもたちが進めていくわけです。

大人としては、「子供にできるんだから、自分にもできるかも」と思わせてくれます。


●仲間を全員救うというきれい事

通常、絶望的な状況で仲間を全員救うなんていうのは不可能です。
だから妥協したり切り捨てたりするわけです。

しかし、どんなに追い詰められても仲間をすてない主人公たち。
真っ直ぐな目で希望を語ります。

現実ではあり得ないとは思いながらも、こういうヒーローの出現を待ちわびてしまいます。


●心理戦

作中ではかなりの心理戦が繰り広げられます。
そして少ない情報をもとに論理的に考察し、答えを導き出していきます。

これは応用すればかなりの人の裏の顔を覗くことができます。
人の心を知ることは物事を有利に進められますからね。

漫画、侮りがたし。


●設定が細かい

約束のネバーランドは設定はかなり細かいです。
GFの間取りや地下シェルターの断面図、漫画に直接出てこないストーリーも単行本ではみることができます。

そういうところから、想像を膨らませることができ、いっそう物語にのめり込めます。

●読者の予想を超える

行動が予想できるキャラ、予想できないキャラの2通りがいますが・・
さらにそこに突然新しいキャラが入ってくるので読者の予想は見事に裏切られます。

どうなるんだろう?全く予想がつかん。。という展開が多いですよね。
ゆえに答えを知りたくてどんどんのめり込んでいきます。

●まとめ

ストーリーも、絵も非常に緻密。
仲間とともに困難を乗り越えるというベースがありつつ、毎回予想できない。
モブキャラさえも生き生きしており、高レベルで安定感があり・・

ストーリーにハラハラしつつも毎回安心して期待して読むことができます。
これは売れるわけですね。